DMMオンラインクリニックとクリニックフォア、どちらもオンライン診療に対応し、フィナステリドやデュタステリドなどの医療用医薬品を取り扱うAGA治療サービスですが、料金体系や診療時間、実績の公表方法などには違いがあります。
その違いを知らずに選ぶと、
「思ったより高かった」
「自分の目的と合っていなかった」と後悔につながることもあります。
本記事では、
- 料金(総額)
- 予約のしやすさ
- 薬の選択肢
- 実績の定義
- 継続のしやすさ
という5つの視点から、DMMオンラインクリニックとクリニックフォアを比較・整理します。
クリニック名のイメージではなく、あなたの目的に合っているかどうかを基準に、後悔しない選び方を一緒に考えていきましょう。
まずは全体像をつかみたい方は、次の診断チャートからチェックしてみてください。

- 結論|最適なAGA治療は目的で選ぶクリニックが変わる
- DMMオンラインクリニックとクリニックフォアで「後悔しやすい選び方」
- DMMオンラインクリニックとクリニックフォアの概要比較
- 料金比較|DMMオンラインクリニックとクリニックフォアはどっちが安い?
- 予約・診療のしやすさ比較|忙しい人はどっちを選ぶべき?
- 処方薬の違いを比較|DMMオンラインクリニックとクリニックフォアで選べる治療内容は?
- 実績はどっちが多い?数字の見方の注意点
- DMMオンラインクリニックとクリニックフォアはどんな人におすすめ?
- DMMオンラインクリニックとクリニックフォア比較のよくある質問
- まとめ|DMMオンラインクリニックとクリニックフォアで迷ったら
- 出典・参考文献等
結論|最適なAGA治療は目的で選ぶクリニックが変わる
DMMオンラインクリニックとクリニックフォアは、向いている人のタイプがはっきり分かれます。
結論を先にまとめると、次のようになります。
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| 安さ・オンライン完結重視 | DMMオンラインクリニック |
| 対面診療も視野に入れたい | クリニックフォア |
料金や診療体制、実績の公表方法などを整理すると、”どちらが優れているか”ではなく、”自分が何を優先するか”で選ぶべきクリニックが変わることがわかります。
まずは自分がどのタイプに近いかを確認してみてください。

価格重視・深夜診療重視ならDMMオンラインクリニック
できるだけ費用を抑えたい方、日中は忙しく夜間に診療を受けたい方は、DMMオンラインクリニックが選択肢になりやすいでしょう。
- オンライン完結型で通院不要
- 比較的抑えめの月額プランが用意されている
- 夜間帯の診療枠がある(※年末年始など一部例外あり)
といった特徴があり、「まずはオンラインで手軽に始めたい」というニーズに合いやすい設計です。
ただし、料金はプランや定期期間、キャンペーン有無によって変動します。
最安値条件だけで判断せず、総額で見ることが大切です。
対面診療も視野に入れるならクリニックフォア
一方で、「オンラインだけでなく必要に応じて対面診療も受けたい」という方にはクリニックフォアが向いています。
クリニックフォアはオンライン診療に加えて、実店舗での診療も展開しているため、
- 医師と直接対面で相談したい
- オンラインと対面を併用したい
というニーズに対応しやすいのが特徴です。
料金面では条件によって差が出るため、単純な“安さ”よりも安心感や併用の柔軟性を重視する方に合うと言えます。
迷ったら“今の進行度”で選ぶのが後悔しない
それでも迷う場合は、”薄毛が今どの段階か”で考えるのが一つの基準です。
- まだ抜け毛が気になり始めた段階なのか
- すでに進行を感じているのか
- 発毛を目指すのか、予防を優先するのか
AGA治療は、使用する成分や治療方針によってアプローチが変わります。
日本皮膚科学会のガイドラインでも、フィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルなどの有効成分が推奨治療として示されていますが、どの治療が適しているかは個々の状態によって異なります。
そのため、クリニック名だけで選ぶのではなく、まずは自分の進行度や目的を整理することが大切です。

私の経験談でもあるのですが、迷ったまま時間が経つのが一番もったいないです。
まずは無料診断で自分の進行度を確認することが、後悔しない第一歩です。
DMMオンラインクリニックとクリニックフォアで「後悔しやすい選び方」
DMMオンラインクリニックとクリニックフォアですが、選び方を間違えると「思っていたのと違った…」と感じる場合もあります。
次の3つのパターンは特に注意してください。
ここでは、後悔につながりやすい選び方を整理しながら、失敗を避けるための視点を解説します。

月額の安さだけで決める
「とにかく安いほうがいい!」と月額料金だけで決めてしまうのは、もっとも多い失敗例です。
確かにAGA治療は継続が前提になるため、費用は重要な要素です。ただし、
- 診察料は別途かかるのか
- 送料は毎回発生するのか
- 最安値は長期定期契約が条件ではないか
といった“総額”を見ないと、実際の負担は想定より高くなることがあります。
また、途中で発毛プランへ変更した場合、当初の予定より費用が上がるケースも。
月額の数字は分かりやすい指標ですが、それだけで判断すると後悔につながりやすいため、年間コストや条件まで確認することが大切です。
実績数だけで決める
「診療実績◯◯万件」という数字は安心材料になりますが、それだけで選ぶのも危険です。
実績数には、
- どの期間の数字か
- AGA以外の診療を含むのか
- 延べ件数なのか
など、前提条件があります。
数字が大きいことは一定の規模感を示しますが、治療効果を保証するものではありません。
実際、AGA治療の効果は使用する成分や個々の進行度によって異なります。
たとえば、フィナステリドとデュタステリドの効果比較についても、海外のシステマティックレビューでは差に関する報告がありますが、最終的な反応には個人差があるとされています1。
つまり、「実績が多い=自分に合う」とは限らないということです。
発毛目的なのに予防プランを選ぶ
これも意外と多い後悔パターンです。
AGA治療には、大きく分けて
- 進行を抑える目的(予防)
- 発毛を目指す目的
という考え方があります。
フィナステリドやデュタステリドは主にDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制し、抜け毛の進行を抑える作用があるとされます。一方、ミノキシジルは発毛を促す目的で用いられる成分です。

発毛を期待しているのに、進行抑制のみのプランを選ぶと「思ったほど変化を感じないな」となりやすいのは当然です。
日本皮膚科学会のガイドラインでも、成分ごとに推奨度が示されていますが、どの治療が適しているかは進行度や希望によって異なります。
そのため、予防でいいのか?発毛を目指すのか?を整理せずに申し込むと、あとからプラン変更になり、結果的に費用も時間もロスする可能性があります。

「安いから」で決めてしまうと、あとからプラン変更になることも。
目的を先に決めることが、失敗や後悔を避ける一番のコツだと筆者は考えています。
DMMオンラインクリニックとクリニックフォアの概要比較
ここでは、DMMオンラインクリニックとクリニックフォアを総額ベースで整理します。
比較記事でありがちなのが、月額の最安値だけを並べることですが、それでは実態が見えません。
診察料・送料・診療時間・実績の公表内容まで含めて、全体像を確認することが重要です。

月額料金(予防・発毛プラン)
まず気になるのが月額料金です。
予防目的と、発毛を目指すプランでは価格帯が異なります。
一般的に、
- 予防中心プランは比較的低価格帯
- 発毛プランは成分数が増えるため費用も上がる傾向
があります。
DMMオンラインクリニックはオンライン特化型のため、価格を抑えやすい設計が特徴です。
一方、クリニックフォアはオンライン診療に加え対面診療も行っているため、体制面を含めた価格設計になっています。
重要なのは、「自分が予防目的なのか、発毛を目指すのか」で比較することです。
単純な最安値比較では判断を誤りやすくなります。
診察料・送料を含めた実質負担
月額料金だけでなく、診察料や送料も含めた実質負担を見ることが大切です。
確認すべきポイントは、
- 初診料・再診料の有無
- 送料が毎回発生するのか
- 当日配送に追加費用があるか
- 定期便の縛りや条件
といった部分です。
特にオンライン診療では送料の扱いが見落とされがちです。
また、当日配送は対象エリアや追加費用の条件が設定されていることもあるため、公式ページの注意事項まで確認することが後悔回避につながります。
表示価格ではなく、1年間続けた場合の総額で見る視点が重要です。
診療時間・予約の取りやすさ
忙しい方にとっては、料金と同じくらい重要なのが診療時間です。
DMMオンラインクリニックはオンライン特化型で、夜間帯まで診療枠が用意されているのが特徴です。
一方、クリニックフォアはオンライン診療に加えて実店舗での対面診療も可能なため、選択肢が広いというメリットがあります。
「夜にしか時間が取れない」
「直接医師と対面で話したい」
この違いが、選び方を大きく左右します。
どちらが優れているかではなく、自分の生活スタイルに合うかどうかが判断基準になります。
実績数とその定義の違い
実績数は安心材料の一つですが、数字の“中身”を理解することが大切です。
DMMオンラインクリニックは、サービス開始から4周年時点で診療件数200万件※突破と公表しています2。
※診療件数は2022年4月〜2025年5月の期間におけるオンライン診療プラットフォーム「DMMオンラインクリニック」を利用したオンライン診療の実績(全診療科目のお薬の発送実績及び診療件数を含む)です。診療は提携先医療機関である、医療法人社団DMHが行っています。
クリニックフォアは、診療実績700万件と公表しています3。
ここで注意すべきなのは、
- どの診療科を含む数字なのか
- 延べ件数なのか
- 対象期間はいつからか
といった定義です。
実績数は規模感を把握する材料にはなりますが、治療効果を保証するものではありません。
大切なのは、実績の多さよりも”自分の目的に合った治療内容が選べるかどうか”です。
料金比較|DMMオンラインクリニックとクリニックフォアはどっちが安い?
単月の最安値だけで比較するのは不十分です。
AGA治療は継続が前提になるため、年間コストで見ることが重要になります。
ここでは、
- フィナステリド単剤
- 発毛プラン
- 送料などを含めた実質負担
を整理し、1年間続けた場合の目安で比較します。
※価格は執筆時点の公式情報をもとに整理し、キャンペーンや契約条件によって変動する可能性があります。

予防プラン(フィナステリド単剤)の年間コスト比較
まずは予防目的で選ばれることが多いフィナステリド単剤です。
単月価格だけを見ると差は大きく見えませんが、送料の回数や初回価格の仕組みを含めると、年間総額では差が明確になります。
クリックフォアは、DMMオンラインクリニックのように12ヶ月分をまるごと配送するプランの詳細が公式サイトに明記されていないため、キャンペーンが行われている「定期配送プラン」で算出しました。
結論、DMMオンラインクリニックの方が年間で約2万円以上安くなることが分かります。
| ー | DMMオンラインクリニック | クリニックフォア |
|---|---|---|
| プラン名 | 予防プラン | 予防プラン |
| 薬剤 | 海外製フィナステリド 1mg | 海外製フィナステリド 1mg |
| 月額目安 | 2,097円/月~ ※₁ | 初回:1,760円 ※₂ 2回目以降:3,412円 |
| 年間目安 | 25,168円 | 39,292円 |
| 送料 | 550円 × 1回 | 550円/回 × 12回 |
| 診察料 | 0円 | 0円 (処方しない場合は1,650円) |
| 年間コスト合計 | 25,718円 | 45,892円 |
※価格は条件により変動。2026年2月12日時点。
※₁らくらく定期便12ヶ月ごとを選択した場合の金額。
※₂初月分のみ予約確定時に届くメール内のクーポンコードを利用すると1,600円(税込1,760円)。2ヶ月目以降は3,103円(税込3,412円)。
ポイントは、
- 最安値は定期契約が条件になっていないか
- 初回価格と2回目以降の価格が異ならないか
- 送料が毎回かかるのか
といった点です。
特にオンライン診療では、送料の扱いが実質コストを左右します。
発毛プランの年間コスト比較
次に、内服薬+外用薬を組み合わせた発毛プランです。
発毛プランは成分数が増えるため、予防プランより費用は高くなります。
結論、DMMオンラインクリニックの方が年間で約2.9万円安いです。
| ー | DMMオンラインクリニック | クリニックフォア |
|---|---|---|
| プラン名 | 発毛ミニプランフィナステリドセット | 発毛ライトプラン【合剤】 |
| 薬剤 | フィナステリド1mg+ミノキシジル2.5mg | フィナステリド 1mgミノキシジル 2.5mg※2つの成分が1錠に含まれる |
| 月額目安 | 2,933円/月~ ※₁ | 5,361円/月~ ※₂ |
| 年間目安 | 35,200円 | 64,332円 |
| 送料 | 550円 × 1回 | 550円 × 1回 |
| 診察料 | 0円 | 0円 (処方しない場合は1,650円) |
| 年間コスト合計 | 35,750円 | 64,882円 |
※価格は条件により変動。2026年2月12日時点。
※₁らくらく定期便12ヶ月ごとを選択した場合の金額。
※₂下限価格:「12ヶ月まとめて定期」をご選択いただいた場合のひと月あたりのお薬代。
同じ「発毛プラン」という名称でも、
- 成分の組み合わせ方(合剤かどうか)
- 定期契約の条件
- 価格が適用される契約期間
などに違いがあります。
そのため、“月額の最安値”だけで判断すると、想定より総額が高くなる可能性もあります。
契約条件と処方内容を確認したうえで比較することが、後悔を防ぐポイントです。
また、DMMオンラインクリニックの当日配送は対象エリアや追加費用の条件があるため、急ぎの場合は総額で検討する必要があります。
最安値の条件に注意すべき理由
比較記事でよくあるのが、「最安◯◯円〜」という数字だけを強調するパターンです。
しかし実際には、
- ◯ヶ月以上の定期契約が条件
- まとめ払いが前提
- 初回限定価格のみ安い
といった条件が付いていることが少なくありません。
今回の比較でも、12ヶ月定期やまとめて配送を選択した場合の価格を基準に算出しています。
AGA治療は、数ヶ月〜1年以上の継続を前提とするケースが一般的です。
そのため、途中でプラン変更や解約をすると、想定していたより総額が高くなる可能性もあります。
重要なのは、
“最安値”を見ることではなく、
“自分が現実的に続けた場合の年間総額”
を見ることです。
月額表示はあくまで入口の数字に過ぎません。
契約条件・送料・配送回数を含めた総額で比較することが、後悔を防ぐポイントになります。

AGA治療は継続前提で考えることが大切です。
長期の定期契約の方がコストを抑えやすいケースもありますが、無理のない期間設定を前提に選ぶようにしましょう。
私は最初から“数年続ける前提”で計算して選びました。
予約・診療のしやすさ比較|忙しい人はどっちを選ぶべき?
料金が納得できても、予約が取りづらい、診療時間が合わないとなると継続は難しくなります。
特に仕事や家庭で忙しい方にとっては、通いやすさよりも続けやすさが重要な判断軸になります。
ここでは、
- 診療時間の違い
- 受診から処方までの流れ
- 継続しやすさ
の3点で整理します。

診療時間の違い(夜間・土日)
オンライン診療は、夜間や土日の対応有無が大きな差になります。
| ー | DMMオンラインクリニック | クリニックフォア |
|---|---|---|
| 予約受付 | 24時間対応 | 24時間対応 |
| 診療形態 | オンライン | オンライン+対面 |
| 夜間診療 (診療対応時間) | 可能(24時間オンライン診療※₁) | 可能(7:00〜24:00で診療可能※₂) |
| 土日診療 | 可能 | 可能 |
| 通院の必要 | なし | 対面希望の場合は通院可 |
※診療時間は変更される可能性があるため、公式サイトで最新情報をご確認ください。
※₁年末年始除く
※₂診療時間は、土日祝日をはじめ日によって異なる場合がございます。
忙しくて通院時間を確保しづらい場合は、DMMオンラインクリニックの方が対応しやすい傾向にあります。
一方で、対面相談を重視する場合は通院可能なクリニックフォアが選択肢になります。
最短受診までの流れ
予約から薬の受け取りまでの流れも比較ポイントです。
DMMオンラインクリニックもクリニックフォアも、スマホで診察から処方までワンストップで行える点は同じです。
ただし、クリニックフォアは、
- 対面診療という選択肢がある
- 本人確認の電話がある場合がある
という点が違います。
- すべてスマホで完結させたいか
- 直接医師に会って相談したいか
などで選び方は変わります。
継続しやすいのはどっちか
AGA治療は1回で終わるものではありません。
そのため、
- 料金
- 予約の取りやすさ
- 受診の心理的ハードル
- 生活動線に組み込めるか
が重要になります。
DMMオンラインクリニックは、通院時間が不要なため継続のハードルが低い傾向があります。
一方で、直接相談できる安心感を重視する場合は、対面併用可能なクリニックフォアの方が合うケースもあります。
実際の利用者の声
実際の継続利用者の声は、以下の記事でも詳しくまとめています。
継続のしやすさは、価格と同じくらい重要な判断材料になるのでぜひ合わせてご覧ください。
処方薬の違いを比較|DMMオンラインクリニックとクリニックフォアで選べる治療内容は?
料金や予約のしやすさだけでなく、どの薬が処方されるのかも重要な比較ポイントです。
AGA治療では主に、
- フィナステリド
- デュタステリド
- ミノキシジル(内服・外用)
が用いられます。
まずは、それぞれの役割を整理します。
| 成分 | 主な目的 | 作用の方向性 |
|---|---|---|
| フィナステリド | 抜け毛予防 | DHT (男性型脱毛の原因物質) の生成を抑制 |
| デュタステリド | 抜け毛予防 (より広範囲) | DHT生成をより広く抑制 |
| ミノキシジル | 発毛促進 | 毛包への血流改善・成長期延長を促す |
予防中心ならどちらでも大差はない
抜け毛予防を目的とする場合、基本となるのはフィナステリドまたはデュタステリドです。
日本皮膚科学会の診療ガイドラインでも、これらの内服薬は男性型脱毛症治療の選択肢として推奨されています4。
DMMオンラインクリニックとクリニックフォアのいずれも、フィナステリドを中心とした予防プランが用意されています。
そのため、「まずは抜け毛を抑えたい」という段階であれば、治療内容に大きな差は出にくいと考えられます。
選ぶ際は、価格や継続のしやすさを軸に検討しても問題ありません。
発毛重視なら確認すべきポイント
発毛を重視する場合は、ミノキシジルの有無や用量がポイントになります。
ここで確認すべきなのは、
- ミノキシジルが含まれているか
- 内服か外用か
- フィナステリドとの併用設計か
です。
同じ発毛プランという名称でも、
- 合剤(1錠に複数成分)
- 別々に処方
- 用量の違い
などがあるため、名称だけで判断するのは避けた方が安全です。
治療効果は個人差があり、どの成分が合うかは医師の判断を踏まえて決定されます。
2院の具体的な違いとして、ミノキシジルの成分含有量があります。
▼ ミノキシジル外用薬の違い
| ー | ミノキシジル外用の成分含有量 |
|---|---|
| DMMオンラインクリニック | 15% |
| クリニックフォア | 12% |
外用薬は、DMMオンラインクリニックの方が含有量が多くなります。
▼ ミノキシジル内服薬の違い
| ー | ミノキシジル内服の成分含有量 |
|---|---|
| DMMオンラインクリニック | 2.5mg 5mg 10mg |
| クリニックフォア | 2.5mg5mg |
内服薬は、DMMオンラインクリニックには3つの選択肢があります。
国内製・海外製の選択肢
もう一つの違いが、国内承認薬か海外製かという点です。
国内承認薬は、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が承認し、添付文書で用法・用量・副作用情報が公開されています5。
一方、海外製医薬品も医療機関を通じて処方される場合がありますが、
- 製造国
- 流通経路
- 添付情報
を確認することが大切です。
重要なのは、
「国内製=必ず優れている」
「海外製=危険」という単純な話ではないという点です。
どの薬剤を選ぶかは、
- 価格
- 医師の説明
- 自分の体調や希望
を総合的に考えて判断する必要があります。
クリニックフォアでは以下のような説明がなされています。
Q.輸入している医薬品の入手経路について教えてください
当院で輸入している医薬品は、フィリピン ロイド社等で製造されたものであり、代理店であるドクターズファーマシー等を通じて輸入を行っております。
実績はどっちが多い?数字の見方の注意点
クリニック比較では、「診療実績◯◯万件」といった数字が目につきます。
実績は規模感を知るうえで参考になりますが、その数字の“中身”を確認せずに比較するのは注意が必要です。
ここでは、実績数の見方を整理します。

診療件数のカウント方法の違い
各クリニックが公表している「診療件数」は、必ずしも同じ定義でカウントされているとは限りません。
たとえば、
- AGA診療のみの件数なのか
- 他の診療科目も含んでいるのか
- オンライン診療のみか
- 開始からの累計か、一定期間の実績か
など、前提条件が異なる可能性があります。
そのため、数字の大小だけで優劣を判断することはできません。
実績は、規模感や運営歴の長さを推測する材料のひとつとして見るのが適切です。
結論、定義や集計期間は異なり、DMMオンラインクリニック、クリニックフォア、どちらも大規模な診療実績を公表していますが、いずれも全診療科目を含む累計実績です。
両クリニックの実績数とカウント説明はこちらです。
| ー | 実績数 | カウント説明 |
|---|---|---|
| DMMオンラインクリニック | 診療実績200万件以上 ※₁ | オンライン診療実績 (全診療科目・発送実績含む) |
| クリニックフォア | 診療実績700万件 ※₂ | オンライン診療実績 (発送実績込み・集約前換算) |
※₁診療件数は2022年4月〜2025年9月の期間におけるオンライン診療プラットフォーム「DMMオンラインクリニック」を利用したオンライン診療の実績(全診療科目のお薬の発送実績及び診療件数を含む)です。
※₂2020年4月~2025年8月当クリニックのオンライン診療実績(お薬の発送実績込み。発送集約時は集約前の発送回数に転換して計算)
実績数だけで選んで良いのか?
実績が多いことは一定の安心材料にはなります。
ただし、AGA治療において重要なのは、
- 自分の症状に合った治療方針
- 継続できる診療体制
- 医師との相談のしやすさ
です。
米国皮膚科学会(AAD)でも、男性型脱毛症は進行性であり、早期からの適切な治療が重要であるとされています6。
つまり、「実績が多い=自分にとって最適」とは限らないということです。
クリニック選びでは、
- 治療内容
- 費用
- 継続のしやすさ
- 実績
の順に整理すると、判断がぶれにくくなります。
DMMオンラインクリニックとクリニックフォアはどんな人におすすめ?
ここまで料金・予約・治療内容・実績を比較してきました。
最終的に重要なのは、どちらが優れているかではなく、自分の優先順位に合っているかです。
タイプ別に整理すると、次のように考えられます。

DMMオンラインクリニックがおすすめな人
- 年間コストをできるだけ抑えたい
- 夜間や空き時間にオンラインで受診したい
- 通院せずにスマホで済ませたい
- まずは気軽に始めてみたい
価格面とオンラインでワンストップという点では、DMMオンラインクリニックは選択肢に入りやすい設計です。
特に、忙しくて通院時間を確保しづらい方や、できるだけ固定費を抑えたい方に向いています。
クリニックフォアがおすすめな人
- 対面診療という選択肢を持っておきたい
- 医師と直接相談しながら進めたい
- 通院併用も視野に入れている
オンライン診療が主流とはいえ、対面での相談に安心感を感じる方もいます。
そうした場合は、対面診療を選べるクリニックフォアが合うケースもあります。
筆者ならこう選ぶ
筆者であれば、まずは
- 予防か発毛か
- 継続にかかる年間コスト
- 通院が必要かどうか
を基準に整理します。
そのうえで、
- オンライン型で問題ない
- コストを抑えながら始めたい
と考えるなら、DMMオンラインクリニックを選ぶ可能性が高いです。
実際にDMMオンラインクリニックを継続利用中です。

一方で、
- 対面で直接相談したい
- 通院も前向きに検討している
のであれば、クリニックフォアを検討します。
重要なのは、「なんとなく有名だから」で決めないことです。
筆者の場合、自宅の近くに適したクリニックがないため通院が難しく、仕事が忙しいため夜間診療に対応している必要がありました。
そこで一次候補に上がったのでDMMオンラインクリニック。
コスパが良く、無料相談時のスタッフさんの対応も良かったので決めた経緯があります。
まずは無料診断などを活用し、自分の進行度や治療方針を確認したうえで判断することが、後悔しない選び方につながります。
なお、クリニックフォアでは処方の有無にかかわらず診察料が発生する場合があります。事前に公式サイトで条件を確認しておきましょう。
比較して迷っている段階であれば、まずはオンライン診療の予約枠を確認し、自分の生活リズムに合うかをチェックしてみるのも一つの方法です。
DMMオンラインクリニックとクリニックフォア比較のよくある質問
- Q結局どっちのほうが発毛効果は高いですか?
- A
「どこで受けるか」よりも「何をどう続けるか」で発毛効果は変わります。
一般的にAGA治療では、
- DHTを抑制する薬(フィナステリド・デュタステリド)
- 発毛を促す薬(ミノキシジル)
といった成分が用いられます。
同じ成分・同じ用量であれば、クリニックが違っても効果の方向性は大きく変わりません。
最終的な反応には個人差があります。
- Qどっちも途中でやめたくなったら解約は簡単ですか?
- A
解約自体は可能ですが、条件の確認が必要です。
理由はどちらも定期配送プランがあるためです。
確認しておくべき点は、
- 解約申請期限(次回発送の何日前までか)
- まとめ配送プランの途中変更条件
- 初回価格適用の条件
期限を過ぎると次回分が発送されることがあります。
契約前に「縛り期間」と「解約方法」を確認しておくことが安心につながります。
- Q本当にオンラインだけで大丈夫ですか?
- A
医師の診察を受ける仕組みであればオンラインでも問題ありません。
オンライン診療は、医師による問診・診察を経て処方される医療行為です。
自己判断で薬を購入する仕組みではありません。
厚生労働省の指針でも、適切な診察体制・本人確認・説明義務などが定められています7。
ただし、対面で直接相談したい場合は、対面診療を選べるクリニックフォアが向いています。
- Qどちらも費用はあとから高くなりませんか?
- A
条件を確認せずに申し込むと、高くなる可能性はあります。
理由は、
- 初回価格のみ安い
- 送料が毎回かかる
- 定期契約が前提
といったケースがあるためです。
そのため、月額表示だけでなく、年間総額と契約条件を見ることが重要です。
今回の記事では年間コストで比較していますが、キャンペーンや契約内容によって変動する可能性があります。
- Q最初はどっちで試すのが無難ですか?
- A
オンラインで始めたいならDMM、対面も検討したいならクリニックフォアです。
理由は診療体制の違いにあります。
- 通院せずに完結したい
→ DMMオンラインクリニック - 対面相談の選択肢も持ちたい
→ クリニックフォア
どちらも医師の診察を受けたうえで治療が始まります。
迷っている場合は、
- 予防か発毛か
- 年間コストは継続できるか
- 通院は必要か
を基準に整理すると判断しやすくなります。
何も始めずに時間だけが経つことが、最も後悔につながりやすいポイントです。
- 通院せずに完結したい
まとめ|DMMオンラインクリニックとクリニックフォアで迷ったら
ここまで比較してきたポイントを整理すると、判断軸は次の4つに集約されます。
- 年間で無理なく続けられる費用か
- オンライン完結か、対面も視野に入れるか
- 予防か発毛か、治療目的は何か
- 自分の生活動線に組み込めるか
どちらが上かではなく、自分の優先順位と合っているかが最も重要です。
コストとオンライン完結を重視するならDMMオンラインクリニック。
対面相談という選択肢も持ちたいならクリニックフォア。
AGAは進行性とされており、早めに対策を始めるほど選択肢が広がりやすいとされています。
そのため、迷っている間に時間だけが過ぎることは避けたいところです。
まずは無料診断や初回相談を活用し、自分の進行度や治療方針を医師と確認することが、後悔しない第一歩になります。
無理のない範囲で、できるところから始めてみましょう。
出典・参考文献等
- National Library of Medicine – Comparison between dutasteride and finasteride in hair regrowth and reversal of miniaturization in male and female androgenetic alopecia: a systematic review ↩︎
- DMMオンラインクリニック – サービス開始から4周年 診療件数は200万件を突破 ↩︎
- クリニックフォア – 診療実績700万件 ↩︎
- 日本皮膚科学会 – 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン ↩︎
- 医薬品医療機器総合機構 – 医療用医薬品 添付文書等情報検索 ↩︎
- American Academy of Dermatology – What is male pattern hair loss, and can it be treated? ↩︎
- 厚生労働省 – オンライン診療の適切な実施に関する指針 ↩︎

